天つ縄は、究極の麻縄を求めて日本までやって来たイギリス人が手掛けたものです。

日本および諸外国の製造メーカーで 20 年以上にわたって開発製造に携わってきた経験が活かして、2012 年に麻糸や麻縄の開発製造に着手しました。

そして 2014 年に、バッチングオイルを使用しない麻糸や麻縄が誕生しました。

従来の麻縄には、発癌性のあるバッチングオイルが使用されていましたが、それをまったく使用しないことによって、軽くて扱いやすい、臭いのない最適な麻縄になります。

ジュートバッチングオイル (JBO)

最初に手掛けた商品は「天つ縄ホワイト」です。

原材料にホワイトジュート(黄麻-コウマ-とも呼ばれる。学名は Corchorus capsularis)の麻糸 15 番手を用いて、日本で製造しています。JBO は使用せず、人体に無害な PVA でコーティングしています。

エコロジカルな商品

次に手掛けた商品は「天つ縄トッサ」です。

原材料には最高品質の食品用トッサ(長蒴黄麻-トッサコウマ-。縞綱麻-シマツナソ-やゴールデンジュートとも呼ばれる。学名は Corchorus olitorius)の麻糸 14 番手を用いて、大豆油でバッチングを行いタピオカ粉でコーティングしています。

この麻で縄を作る技術は、現代では忘れられかけていましたが、麻の生産者や紡績業者の方々と提携して、縄の歴史を紐解き、製造メーカーや研究所による分析を繰り返した結果、商品として蘇らせることができました。